移動式オービスという怪物が出た
高速道路や国道で“パシャッ!”っと光る何かにヤラれたことのある人も多いかもしれません。そうそれが通称
オービス
って奴です。この世知辛い世の中で速度超過っていう罪の罰金は他の交通違反に比べてだいぶ割高ですよね。
ところが最近このオービスが持ち歩けるようになって、いつ?どこで?取締りをやっているか・・・全くわからなくなったそうです。これが
レーダー探知機が必須になった理由です
大変なことになりましたよ。恐ろしい理由を挙げると
29km/h以下でも取締り?
- 固定式オービスでは取り締まらなかった15km/h〜29km/h未満の速度域を取り締まるようになったそうです
制限速度30km/hの道路でも取締り
- 30km/h規制の生活道路って結構ありますよね?ちゃんと制限速度守ってますか?45km/hで走行しても15km/h超過で青キップですよ。朝のスクールゾーンなんかでやられたら一発ではないですか?
高齢者もスピード違反で
- スピード違反で捕まるのは暴走族だけだと思っていたかもしれませんが、こうなってくると学生や普通のサラリーマン、主婦、高齢者もスピード違反で捕まるのは普通のことになってきます。
罰金も貴重な収入源
売り上げを増やすために日々奮闘する民間とは違い必要な予算を必要なだけ頂戴できるのが行政だと思っていました。
ところが警察庁というところは自助努力で予算を増やせるようです。
交通違反の反則金は警察庁の予算の一部に
警察組織というところは
- 交通事故の多い自治体の警察が予算を獲得できる
- 検挙によって得た反則金は警察の予算として使える
ということで、事故や違反を未然に防がない方がより多く予算を獲得できる仕組みのようです。(詳しくはこちら)
もしそうなら交通事故を誘発する交通違反の未然防止に努めるよりも、交通違反をしそうなところでコッソリ隠れて証拠を撮影して自動車の持ち主に対して粛々と検挙の手続きを進めた方が
手際よく反則金を徴収できる
っと言えますよね?
※考え方一つですが
最も多い違反をしっかりキャァ〜ッチ!
交通違反で最も多いのが速度違反だそうです
我々のビジネスの場合最も簡単に売り上げを上げるには、最も売れている商品の
単価を上げるか数売るか
この辺は警察の反則金徴収においても同じかもしれません
既存のオービスはまだ安心
話は変りますが昔から高速道路や国道などに設置されている速度自動取締機(通称オービス)の場合過去の判例などにより青キップ領域(一般道15〜29km/h高速道39km/h未満)に関しては検挙していない可能性が強いそうです。
だから稼動していないように見えたんですね。故障しても修理しないとかフィルムがなくなっても装填しないとか、そういったウワサが実しやかに語られるわけです。
こういった情報は未確認情報ですが、実際に私の地元の国道に設置されているオービスは80km/hで通過しても作動していないようですし、同じ地元の高速道路のオービスも130km/h程度では光りません。
でも移動式オービスではそうはいかないようです。
ダメになったで済まない
大変な予算をかけて作ったオービスで思ったように反則金徴収ができていないとしたら大変です。国は
仕方が無い・・・
では済ませませんよね。必ずリベンジするでしょう。それが移動式オービスだと思います。このシステムを使えば高齢者からでさえも・・・
反則金を徴収できるのです
これは皆さんが思っている以上に恐ろしい事態が始まっていると思わなければいけないと思います。
あっちが法律と大義名分を使って迫ってくる以上私たちに立ち向かう術はなかなか思いつきません。が、数少ない対抗策の一つが
レーダー探知機
になるのは間違いないです。少し前までこんなもの、必要なかったんですけどね。
いやな世の中になりそうです